大会は無事終了しました!

西宮市御前浜沖にて 27 艇 参加 2日間、全 10レース 実施しました! 優勝は B&G兵庫ジュニア海洋クラブ 抜井 咲


  • 日付: 2018/03/31 08:00 - 2018/04/01 17:00
  • 場所 西宮市御前浜沖 (地図)

説明

第10回 JAPAN O'PEN BIC CUP 2018

日程:     2018年3月31日(土)、4月1日(日)

会場:     ウィンドワードセーリングクラブ

     西宮市御前浜沖


楽しくなければヨットじゃない!
西宮でジャパン・オープンビッグカップ2018を開催

 3月31、4月1日、今回で10回目となる「Japan O’pen BIC Cup 2018」が、西宮市御前浜、香櫨園浜沖で開催された。この大会で用意されたオープンビック艇は、昨年まで活用していた20艇に加え、新艇20を追加。合計40艇のレンタル艇が準備された。
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 全参加者27名のうち、Under13ディビジョン1が17名、Under17ディビジョン1が10名のエントリーとなり、初日にUnder17ディビジョンが新艇を使用し、2日目にUnder13ディビジョンが新艇を使用する形式をとった。
注:Under13ディビジョンは2006年生まれから2009年生まれ、Under17ディビジョンは2002年生まれから2005年生まれとしている。

 初日、午前中は微風からスタートし、お昼くらいには3〜4メートルの風(南西)まで上がった。とても暖かい気温に恵まれ、安定した風もあり、6レースを実施できた。

 2日目も午前中は風がなくレース開催に不安があったが、11時すぎから安定して4メートルの風(南西)が入り、4レースを実施。全10レースを行い、2日間のレースを終了した。

 今回のコースは、スラロームを基本とし、オープンビッククラスの特徴である360度の回転、沈だけでなくスタンディングのレグを組み込み、他の艇種にはできないコースとした。2018-04-14_image017









コース図。一般的なヨットレースのコースとは違いアイデア満載2018-04-14_image007








本大会では40艇のレンタル艇が用意された。コースはスラロームで、途中360度回転も含まれる2018-04-14_image021








通常のヨットレースとは全く違うルールが取り入れられているのが特長。レース中必ず「沈」しなければならない(!)2018-04-14_image023








レースでは立ってセーリングするのもルールにあり

 また、本大会では「海外レースに行って初めて会うヨット仲間と交流できるように」を目的に表彰式前にヨットに関わる遊びを取り入れている。

 今回は、セーリングワールドカップ愛知・蒲郡大会でも行っていた「両手で箸を持ち、ノットを1回作る選手権!」。日本オープンビッククラス協会としては、「楽しくなければヨットじゃない!」を続けて行きたい。

 レースの結果より、第1戦シリーズ(初日)の上位5名、第2戦シリーズ(2日目)の上位5名(第1戦シリーズの5名を除く)をオープンビックワールド2018(本年7月末、スペイン バルセロナにて開催)に日本代表として推薦することになった。

 また、昨年開催されたオープンビッククラス全日本選手権(江の島)でUnder13ディビジョンで優勝した原 弐一選手、Under17ディビジョンで優勝した村上 凱風選手を加え、12名を推薦することとした。

 さらに、今大会のウイナーである抜井 咲選手(B&G兵庫ジュニア海洋クラブ)を招待派遣選手(日本オープンビッククラス協会が渡航費をサポート)として選出した。

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表彰式前に「割り箸でノットを作る選手権」でもうひと勝負

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Under13ディビジョン入賞者2018-04-14_image035







ジャパン・オープンビッグカップ2018 成績
●Under13 ディビジョン(2006年~2009年生)
優勝 抜井 咲 B&G兵庫ジュニア海洋クラブ
2位 原 弐一 江ノ島ちょっとヨットジュニア
3位 引地 匠 江ノ島ちょっとヨットジュニア

●Under17 ディビジョン(2002年~2005年生)
優勝 木内 恵美子 B&G兵庫ジュニア海洋クラブ
2位 引地 祥悟 江ノ島ちょっとヨットジュニア
3位 工藤 海翔 小樽ヨット少年団

●ガールズディビジョン
優勝 抜井 咲 B&G兵庫ジュニア海洋クラブ
2位 木内 恵美子 B&G兵庫ジュニア海洋クラブ
3位 勝部 しずく 室蘭セーリング協会

●日本代表候補選手
第6回全日本選手権で代表権獲得者
 原 弐一 江ノ島ちょっとヨットジュニア
 村上 凱風 新居浜ちょっとヨットジュニア
第1シリーズ 5名
 抜井 咲 B&G兵庫ジュニア海洋クラブ
 木内 恵美子 B&G兵庫ジュニア海洋クラブ
 工藤 海翔 小樽ヨット少年団
 糸岡 拓海 江ノ島ちょっとヨットジュニア
 引地 祥悟 江ノ島ちょっとヨットジュニア
第2シリーズ5名
 引地 匠 江ノ島ちょっとヨットジュニア
 勝部 しずく 室蘭セーリング協会
 南 響 江ノ島ちょっとヨットジュニア
 村田 頼人 江ノ島ちょっとヨットジュニア
 舛谷 梛瑠 江ノ島ちょっとヨットジュニア


総 合

成績表:

第11回 JAPAN O'penBic CUP 2018 成績表

  総合   ディビジョン別   Girls

新聞掲載:

  神戸新聞記事

O’PEN BIC WORLD CHAMPIONSHIPS 2018

開催日:2018/07/29~08/04
開催地:スペイン バルセロナ ARENYS DE MAR


選手 大会レポート    抜井 咲

今回のワールドは、今までと違ってずっと微風続きでした。その中でレースをして、私は集中力がいかに大切かを学びました。毎日風待ちの時間の方がレースの時間より長く、U―13は結局1レースしかできませんでした。そんな風待ちのせいで集中力が切れている人たちの中で、自分だけが集中力を切らさなければトップをとるのもそう難関ではなかったでしょう。しかし私も集中力が切れてしまい、クロスの走りがおろそかになってしまっていました。日本ほどではなかったけれど、日なたは倒れそうなくらい暑かったので、水をたくさん飲んだり、冷水で体を冷やしたり、時には直接海につかったりもしました。しかし、風もなかったし砂浜なので日かげでも熱く、しかもD旗はなかなかあがりませんでした。また、あがったと思えばすぐ帰らされたりもしました。それでも最終日は、これまでなら絶対に出なかったような風向、風速の中でD旗があがり、だれもが不意を打たれました。今までと全く違う風の中、すべきことが充分にできていない状態でレースに挑むことになり、私は自分の実力を満足に出し切ることができませんでした。結果、「良くて3位、悪くて6位」という目標を達成することができませんでした。だからこの失敗を次に活かして、いかなる状況でも冷静に判断することができ、どんな風でも自分の良いところを存分に発揮できるようになりたいです。

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